イタドリハムシ(赤坂 2009/04/05撮影)

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春によく見るハムシです。
葉っぱを食べるのでハムシ。
その葉がイタドリなのでイタドリハムシ。
非常に明快な命名ですね(笑)。
イタドリは平地や低山に生えるので、イタドリハムシもそのような環境で見ることができます。
黒と黄色の警告色をしていますが、これはまったくのこけおどしで、触っても大丈夫です。
自宅から近い赤坂公園の斜面にはイタドリが群生していました。
写真はその近くで撮影です。
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# by pieris55 | 2009-04-10 20:34 | 昆虫 コウチュウ目 135種

カンサイタンポポ(赤坂公園 2009/03/21-04/05撮影)

昔からの春の原風景にはレンゲソウとタンポポがつき物でした。
しかしこの主役のひとつであるタンポポが、いつの間にか知らない間に見も知らないタンポポにすり替わっていたのです(エーッ!!??)。

昔見ていたタンポポは在来種のカンサイタンポポでした。
近年郊外で見るタンポポのほぼすべてが戦後移入してきたセイヨウタンポポです。
かわいいツクシの横で、さも自分は野草の古株だというのように大手を振って咲いているのは、実は違法在住の外国植物なのです。
在来のカンサイタンポポよりも花数が多く、強く、またカンサイタンポポにはできない自家受粉という裏技を使ってセイヨウタンポポは徐々にカンサイタンポポを駆逐してきたのです。

しかし福岡市の中心部では面白いことに緑の多い公園内の空き地でまだカンサイタンポポが多く見られます。
一帯の住宅化が戦後いち早く進んだために都市緑地が早い時期で周辺から隔離状態となり、その後に郊外に勢力を広げたセイヨウタンポポが住宅地バリヤやコンクリートジャングルで、公園内までたどり着けなかったのかもしれませんね。
不思議なことです。
写真撮影地は赤坂公園とふくろうの森です。
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樹の陰でもカンサイタンポポが見られます。
セイヨウタンポポに比べて少しやさしい感じがします。
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カンサイタンポポの緑色の顎片は花弁と一緒になって広がっています(写真)。
セイヨウタンポポのそれは花弁に達せずに手前でいくつも反り返ります(適当な写真がありませんでした)
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# by pieris55 | 2009-04-09 15:36 | 植物界 350種

モンシロチョウ(赤坂一号公園 2009/04/05撮影)

誰かさんのリクエストに答えて、今回はチョウです。

ヒラタアブやハナアブがきていたキク科の園芸植物(葉っぱが白っぽい)にモンシロチョウもきました。
♂ですね。もう、少しすれています。赤坂一号公園です。

モンシロチョウの♀は生まれ育った場所で羽化して交尾を済ませると、多くの場合は新天地を目指して飛び去ります。これがモンシロチョウの分布を広げる一番の要因です。
しかし♂はそういうことはありません。♂のほうが先に羽化して、その地で♀が羽化するのを辛抱強く待っています。♂も羽化して新天地を目指すと、♂と♀がであう機会が減るからです。
♀は一回交尾すれば産卵に十分な条件が整いますが、♂も一回交尾して役目が終わりだったら、もし♂に交尾前にアクシデントが起きたらあぶれ交尾の♀が必ず出現することになり、また、♂♀が出会う機会もずっと減ってしまいます。
これでは種の保存にはマイナスになります。したがって多くの場合は♂は複数回交尾をするように運命付けられています。
♀も複数回交尾をする種もいますが、この場合は♀側の繁殖に関する問題ではなく、交尾の際に付着する特殊な物質を産卵の栄養源にしたり、自分の子孫を残そうとする♂の同種内での競争が、♀の産卵直前までまだ延長戦として続いていることなのです。

したがって、写真のモンシロチョウの♂はこの周辺で羽化した可能性が高いですね。おそらく家庭の小規模の花壇や畑で発生したものでしょう。
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# by pieris55 | 2009-04-09 10:17 | 昆虫 チョウ類 44種

アシブトハナアブ(赤坂一号公園 2009/04/05撮影)

ホソヒメヒラタアブのきていたキク科の園芸植物の花にはアシブトハナアブもきていました。
このアシブトハナアブは花に来るアブの中で、オオハナアブ、シマハナアブと並んで首位を争うほどによく見るほど一般的なハナアブです。
腹部が丸く膨らむ種が多いハナアブの中で、本種は腹部が先細りにテーパー状をしています。
モモブトハアブと名前がつく種はいくつもいて、その共通点はみな後脚の腿が膨らんでいることです。写真のは元祖アシブトハナアブです。
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# by pieris55 | 2009-04-08 14:25 | 昆虫 ハエ目 80種

ホソヒメヒラタアブ(赤坂一号公園 2009/04/05撮影)

赤坂にある我が家の出口に小さな小さな公園、赤坂一号公園があります。
この公園は、そばに立つマンション建設がらみの地元への提供公園です。
花壇にはチューリップをはじめ何種類かの園芸植物が植えてあり、昆虫たちの吸蜜源ともなっています。
園芸植物にはあまり興味がないので名前はわかりませんが、キク科の花に小さなヒラタアブが来ていました。種類数が多く、また互いによく似たグループですが、これはホソヒメヒラタアブだろうと思われます。
ヒラタアブの仲間の幼虫はアブラムシを食べることが知られていて、アブラムシの集団周辺にウジ型のものがいればそれです。
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# by pieris55 | 2009-04-08 09:43 | 昆虫 ハエ目 80種


福岡市中央区での自然散策ブログです。都会の中でどんな自然が息づいているのでしょう。散策の折に観察できた自然の『カケラ』をお伝えします。現在記事にtagを貼るよう改造中です。


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